変わる家

観劇の感想、コスメの記録等。

オペラ座の怪人感想というか妄想

7月23日13時 劇団四季オペラ座の怪人を見てきました!

 

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オペラの座の怪人は、何年か前にイギリスで見たことがあり、その時は言葉がわからないのに音楽にとても感激したのを覚えています。

今回改めて日本語で見ることができ、どんなお話だったのかきちんと分かってよかったです笑

 

以下感想です!感想というか妄想になってしまいましたが(汗

 

今回見たオペラ座の怪人は、クリスティーヌと音楽と怪人とラウルで四角関係?みたいだったな~と思いました!笑

 

クリスティ―ヌ→怪人の音楽

↑↓        ↑

ラウル 怪人

 

みたいな(?)

 

というのも、最初に地下に連れて行かれた時、クリスティーヌが怪人の歌声にうっとりしていたのが印象的で。

その後も怪人に惹かれているのかな?と思う表情を何度か見た気がするんです。

 

墓場のシーンもそうだったような。そうでなくても墓場のシーン、なぜクリスティンは自分から彼の元に行きかけるのか。怖がっていたんだし、一目散に逃げても良かったはずです。

それで、うっとりした表情と合わせ、私は、クリスティンは怪人の音楽のことを愛してしまっていたのかなと解釈?妄想?しました。

 

怪人の歌声にも惹かれているし、「彼について行けば自分はもっと上手くなれる」という可能性にも焦がれている的な。

クリスティーヌは音楽という概念に恋ができるタイプの天才だったんじゃないかと。

 

ちょっと話がそれますが、マスカレイドのシーンで怪人が「まだ離さない」みたいなことを言って婚約指輪ペンダントを引きちぎった時、私、ストンと、「あ、結婚したら引退なのか」って思ったんですよね。

だから、音楽を極めることと結婚することが対比されるように思った。

(話の流れ的には単に怪人が「お前は俺のものー!」ってしただけだと思うんですけど笑

ですが、怪人だって、醜い顔を見られている以上、クリスティーヌがラウルと結婚しなかったからって恋人になってくれるわけではないとわかっているだろうし、繋ぎ止めるには舞台に立たせる=音楽指導をする、しかなくなっていると思って。

引退しないなら結婚していても繋ぎ続けることは可能だし、結婚を忌避するのは引退を回避させたいからなのかと思ってしまったんです)

 

そう考えると、クリスティーヌがラウルとともに去り結婚することは、単に怪人を振る、というだけでなく、音楽を諦めることにもなるのかなと。

最後に指輪を返しに怪人の下に戻ったのは音楽への未練を断ち切るためかなと。

 

この解釈はこの解釈で怪人報われないんですけどねー!一見怪人に向いているように見えるクリスティーヌからの矢印、なんらかの想いすら、彼ではなく「音楽」に向いていることになるので。

 

パンフレットのあらすじに、「彼の仮面をはぎ取ったクリスティーヌが彼の孤独に気づく」という旨もありましたし、ちょっとずれた妄想であるとは思うのですが、こういう感想を持ったよということで!笑

 

「概念に恋する」シチュエーションが好物なのですぐなんでもそう解釈してしまってる感は否めないですが、日本語で見れたからこそ膨らんだ妄想なので楽しかったです✨

 

また、今回は一人の観劇ではなく、初めてミュージカルを生観劇する友達と一緒だったのですが、

「楽しかった! 10,000円近くするのも納得だった。」

と言ってもらえたので嬉しかったです!

オペラ座の怪人は有名な作品だし、劇団四季は初心者にも入りやすいはずという狙いが当たってよかったです。ありがとう劇団四季ー!